ドローンの機構

無人航空機は航空機を遠隔操作、自動操縦するものであるため、航空機に遠隔操縦機能を追加したものといえます。

無人航空機では遠隔装置を用いて、機体を操縦します。

操縦用の無線は、C2-Link(コマンド・&・コントロール・リンク)などと呼ばれてます。

 

空撮の場合は、カメラ操作信号を地上から送信し、空撮データを機体から地上に送信することができます。

軍用機などでは衛星回線を利用してこうした通信を行うことで、目視外で直接電波の届かない範囲まで飛行させることが可能となっています。

 

遠隔操作の場合、ラジコン用のコントローラ(プロポ)から操作信号を送り、機体で受信した信号によ舵面やエンジン推力を制御します。

自動操縦の場合、地上のPCから飛行経路情報などを機体に送り、機体のGPS受信機、センサー(加速度計やジャイロなど)情報をもとに、舵面やエンジン推力の指令値を機体搭載のコンピュータに出力します。

この際、高度や速度などの飛行情報は地上のPCに送信されます。

通常はプロポからの送信により、遠隔操作と自動操縦を切り替えることが可能です。

 

参考

トコトンやさしいドローンの本

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