GISの基礎知識③(Web GIS、GISデータ、地図サービス)

Web GIS

クラウドGISやサーバーGISが提供するwebサービスを、デスクトップGISやモバイルGISで利用する形態は、Web GISに該当します。

Web GISではデータとアプリを目的に応じて自由に組み合わせて利用することができます。

 

Web GISでは、GISデータをWebサービス(Webマップ)として提供するので、利用者は元データの形式を意識することなく簡単に利用することができます。

Web GISでは、Webマップを閲覧するだけではなく、マップを作成して、クラウドやサーバーに共有することが可能です。

 

Web GISでは、組織の様々な業務でマップを横断的に利用できます。

 

入手可能なGISデータ

政府や自治体などの機関から無償で提供されているGISデータがあります。

基盤地図情報

測量の基準点、海岸線などの位置の基準となる情報のことです。

主に背景地図として利用できます。

 

国土数値情報

地形や土地利用など国土に関する基礎的活汎用的なデータです。

 

e-Stat

国勢調査、経済センサス、農林業センサスなどの統計データを行政界単位、地域メッシュ単位でダウンロードすることができます。

 

有償で販売されているGISデータもあります。

有償のGISデータには詳細度や特殊性が高い情報が付加されていたり、購入後すぐにGISソフトウェアで利用できるように加工されていたりします。

 

GISで利用できる地図サービス

インターネットで閲覧できる代表的な地図サービスとして、Google Mapsがあります。

他にも様々な地図サービスがあります。

 

地理院地図は国土地理院が無償で提供している地図サービスです。

地形図や標高図、地形分類図、空中写真、災害時の空中写真などがあります。

 

OpenStreetMapは、誰でも自由に地図を使えるようにするための、オープンデータの地理情報をつくるプロジェクトです。

誰でも無償で自由に地図を編集したり、利用したりすることができます。

 

参考

最新GISのビジネス活用がよ~くわかる本

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