モーターの仕組み

ドローンが実用化されたのは、小型軽量で大出力のモーターが登場したことが大きいです。

ドローンで一般的なマルチコプターでは、主にブラシレスDCモーターが使われています。

ブラシレスDCモーターはブラシモーターと比べて、機械的接触部分が少なく、モーター内部の清掃やブラシ交換が不要などメンテナンスが簡単で、静音で寿命も長いためです。

ただ、モーターに流す電流を制御する必要があり、ESC(エレクトリックスピードコントローラ)をドローンにモーターの個数分搭載する必要があるため、ある程度以上の大きさのドローンからブラシレスDCモーターが使われるようになります。

 

ブラシレスDCモーターの構造は、中心軸がコイルになっており、外側の筒ごと回転するアウトローター型のブラシレスDCモーターです。

 

外側に並ぶ磁石のほとんどはネオジム磁石が使われています。

永久磁石最強の磁束密度と磁力を持ち、熱に弱いという特徴があります。

磁力の熱変化も大きく、加熱すると熱減磁を生じやすいので、優先宮殿を用いた長時間のドローンの飛行には注意が必要になります。

 

参考:ドローンメカニズムの基礎知識

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