身近にあるGIS①(地理情報、カーナビ、ゲーム)

世の中で扱われる様々な地理情報

どこを図として伝えた物が地図です。

地図作りに欠かせないのは測量です。

測量とは、土地の様子を図る作業で、道路や建物などの位置を正確に計っています。

現地での測量以外に、航空機などから撮影した画像をもとにして作業する写真測量もあります。

測量の成果をもとに、専門機関が地図を作成します。

スマートフォンの地図アプリや天気図なども地図が関係しています。

地図に表すことのできる、あらゆる情報を地理情報と言います。

 

社会に欠かせないGIS

コンピュータで地理情報を扱う一連のシステムをGIS(Geographic Information System:地理情報システム)と言います。

デジタル化された地理情報はGISによって効率的に利活用されています。

 

カーナビとGIS

カーナビのシステムにもGISは利用されています。

現在位置を取得するのはGPSで行っており、地図表示、最短経路検索の役割はGISがになっています。

GPSの機能はナビだけでなく、地図製作にも活用されています。

地図データの作成にあたり、地図編集用のGISソフトが独自に開発されたり、汎用のGISソフトがカスタマイズされたりして使われています。

道路の車線や道路標識などの情報は、行政機関からほとんど公表されていないため、地図製作会社ごとに全国の道路を走破して、GISのデータベースに登録されています。

 

ゲームとGIS

携帯電話やスマートフォンによる位置情報取得機能を利用した位置情報ゲームがあります。

携帯ゲーム機とGPSやネットワークが融合することによって、現実の世界と掛け合わさったゲームが作られるようになりました。

スマートフォンの位置情報ゲーム以外にもリアルな地球を仮想世界に再現したゲームもあります。

フライトシミューレションゲームなどが開発できるツールをGISソフトメーカーが提供しており、またVR(Virtual Reality)の仮想現実も一般的になってきております。

 

参考

GISのビジネス活用がよ~くわかる本

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