はじめに
この記事では、筆者が新潟市の体育館でドローン操 縦体験会を実施するために行った準備や手続きにつ いてまとめています。体育館でのドローン飛行に関 心がある方は、ぜひ参考にしてください。
使用できる体育館の確認
まずは、インターネットなどでドローン飛行が可能な体育館を調べました。新潟市には特に記載がなかったため、直接電話で確認することに。新潟市体育館(https://niigata-kaikou.jp/facility/423)と味方体育館(https://niigata-kaikou.jp/facility/434)の両方でドローンが飛ばせることがわかりました。料金を確認したところ、味方体育館のほうが安価(2800円/時間)だったため、こちらを選択しました。
また、ドローンを使用する際の目的や資格の有無について、事前に体育館の担当者と打ち合わせを行う必要があるとのことでした。
体育館担当者との打ち合わせ
味方体育館の担当者と実際に打ち合わせを行いました。確認された内容は以下の通りです。
• 資格の有無:無資格の場合でも、10時間以上の飛行経験があれば可
無人航空機操縦者技能証明書(https://www1.mlit.go.jp/common/001574415.pdf)
• 料金:スポーツ以外の非営利利用で、通常料金の 4倍(2800円/時間)
• 利用範囲:安全のため、体育館を全面使用
• プロペラガードの装着:装着していないドローン は飛行不可
• 保険の加入:対人・対物保険が必須(例:DJI賠 償責任保険)
例:DJI 賠償責任保険 (https://drone.aeroentry.jp/insurance/liability)
• 目視外飛行の補助者:目視外飛行の場合は補助者 が必要
• 市のガイドライン遵守:足立区のガイドラインが 例として示された
※ガイドラインの例:足立区 (https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/40229 /okugai-gaid.pdf)
• 書類提出:保険証と資格証の写しを当日提出
• 予約期間:予約は1か月前から可能
• 注意表示:入り口に「ドローン飛行中」の看板を設置
予約手続き
予約の際には、使用人数や時間を伝える必要があり ます。予約は1か月前から可能なので、希望日がある 場合は早めに連絡することをお勧めします。
必要な準備
当日までに準備が必要なものは以下の通りです。
• ドローン本体
• プロペラガード
• バッテリーおよび予備 • プロポ(送信機)
• ドローン飛行中の看板
• 保険証
• 資格証(お持ちの場合)
• ポータブルバッテリー(任意)
当日は受付で誓約書を記入し、資格証と保険証のコピーを提出しました。
体育館での飛行
安全のため、体育館のドアをすべて閉めて飛行を行いました。体育館内は暑くなることが多いので、水分補給が重要です。参加者には、二等無人航空機の 実地試験で行うスクエア飛行や円を描く飛行に挑戦 してもらいました。
まとめ
体育館でドローンを飛ばすための流れは以下の通り です。
1. 飛行可能な体育館を確認
2. 体育館担当者と打ち合わせ
3. 必要書類の準備
4. 予約
5. 飛行
体育館でのドローン飛行を安全に楽しむためには、 事前の準備と手続きが非常に重要です。これから飛 行を予定している方の参考になれば幸いです。