飛行禁止空域(緊急用務空域)

緊急用無空域とは、大きな災害などが発生した時に国交省から指定されるものになります。

DIPSに登録していると、メールで緊急用務空域の指定情報が送信されます。

この空域は原則飛行禁止になります。

自治体からの創作や被害状況の把握等の協力依頼がある場合のみ飛行することができます。

災害発生前に承認された飛行許可や制限高度内であっても飛行することはできません。

なお、緊急用務空域が指定された背景として、令和3年2月に足利市で発生した林野火災の消火活動中に、無人航空機の飛行が目撃されて、消防防災ヘリの活動が一時中断されたことがあります。

そのため、消防などの緊急用務を行うための航空機の飛行の安全を確保すべく、緊急用務空域が指定されるようになりました。

参考:ドローン完全攻略、国土交通省

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