2025年(令和7年)1月6日に国土交通省より、「無人航空機操縦者技能証明に係る行政処分に関する基準」が公表されました。
ドローンの国家資格である無人航空機操縦者技能証明が、自動車の運転免許と同様に、違反すると点数が加算されていき、技能証明の効力停止や取消といった処分が課されるといったものです。
点数表は別添1、処分等区分表は別添1に記載されております。
点数ごとに、口頭注意 → 文書警告 →技能証明の効力の停止3ヶ月 → 6ヶ月 → 1年 → 効力の取消 となっております。
6点以上から技能証明の効力の停止が課されて、15点以上になると技能証明の効力の取消となります。
1回で15点の違反となるのは、
- 事故が発生した場合に危険防止措置を講じない
- アルコール・薬物の影響下での飛行
- 飛行計画の変更指示に従わない飛行
となっております。
2月1日から施行されるとのことで、技能証明を持っている方は注意して飛行させましょう。
今後、運転免許のように違反者講習や再取得などがどうなるのかに注目です。
出典
国土交通省(https://www.mlit.go.jp/koku/content/001854084.pdf)