最初に飛行が記録されたマルチコプターは、フランスのオヒミヘンが1920年代に飛行させたものです。
この機体は単一のエンジンで駆動されており、浮上用の4つのロータと移動と制御用の8つの可変ピッチプロペラが取り付けられております。
FAI(国際航空連盟)によりヘリコプターの飛行として認定されました。
また、いち早く登場したのは日本のキーエンスが1989年に開発したジャイロソーサーでした。
機械式のジャイロを搭載して、ニッカド電池でプロペラを回転させたので、飛行時間は数分にすぎませんでした。
玩具として広く普及したのは、Parrot社のAR Droneが2010年に発売されたのがきっかけでした。
タブレットやスマホにアプリをダウンロードして、それで操作が可能で、搭載カメラの映像を手元に映し出すことができました。
2012年には空飛ぶカメラとも呼ばれたDJI社のPhantomシリーズが発売されました。
参考:ドローンメカニズムの基礎知識