フェイルセーフ:
障害の発生時に安全側に動作するようにしておくことです。
ドローンでは故障やトラブル発生時に危険を回避するための警報が発動し、あらかじめ設定された動作(RTH、自動帰還、ホバリング、着陸)が実行されます。
フライトモード:
機種により、P/N、S、AまたはTの3種類の飛行モードがあります。
P/NモードはPositioningモード/ノーマルモードで、GPS等のGNSS信号を受信した機体位置の安定化が機能する(最も安定している)モードです。
Sはスポーツモードで、性能上の最高速までの飛行が可能になります。
しかし、GNSS信号を使用しないので、機体位置の安定化は無効となります(空中での姿勢安定は図られています)。
A/Tは機種により搭載されているモードが違い、Aモード搭載機種は操縦アプリがDJI GOやDJI GO4対応の一部機種となります。
AはAtti(アマチュア)モードで操縦者が意図的にGNSS信号を使用した機体位置の安定化機能をOFFにして、飛行中の姿勢安定機能のみで操縦します。
国家資格の操縦者技能証明の一等実技試験(二等でも一部あり)等では、このモードで機体操縦の合否判定が行われます。
Tはトライポッドモードで、Pモードの機能に速度制限が加わり、より安定した飛行が可能となる空中三脚モードとなります。
参考:ドローン完全攻略