ドローンのカメラについて(センサーとしての役割)

ビジョンポジショニングシステム

高度だけでなく位置や移動方向をセンシングするのにカメラが使われています。

光学マウスなどに使われるオプティカルフローと呼ばれる画像の動きのベクトルを出力する技術が使われています。

 

赤外線カメラ

体温を持つ人間や動物、地熱がある地表面などは通常の可視光での撮影とは違ったコントラストが得られるため、ドローンのセンサーとして赤外線カメラを利用しています。

太陽光パネルの点検では、ショートしたところがジュール熱で発熱するので点検確認が容易になります。

 

農作物生育観測用スペクトルカメラ

植物の生育を観察する際に、レッドエッジと呼ばれる波長720mm付近の波長が有効であることが分かっています。

このため、レッドエッジ、赤、緑、青の4波長を計測する農作物生育状況観測用スペクトルカメラが農業に使用されています。

これを利用することにより、発育状況の悪いところだけに追加の肥料を施すなどの精密に品質管理された農業が可能になります。

 

参考

ドローンメカニズムの基礎知識

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